2023107日(土)-1210日(日)
メイン会場:旧市民会館おおみや

さいたま国際芸術祭2023

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市民プロジェクト

あらゆる市民が参加し、ともにつくりあげるプロジェクト。市内在住のアーティストも参加し、市内全域で多彩なプログラムを展開する。3名の市民プロジェクト・キュレーター、市民サポーターは芸術祭初回の2016年より続く活動が多く、文化芸術活動がこのまちに根ざし、育まれていることを発信する。

市民プロジェクト・キュレーターによるプロジェクト

市内で長きに渡り創作活動を行っているアーティストや、アートプロジェクトを牽引してきたアート・コーディネーターがキュレーターとなり、市内全域で実施されるプログラム。その地続きの活動から独自のネットワークやコミュニティが育まれている。三者三様、それぞれの視点でアートをひらくプログラムが展開され、「さいたま国際芸術祭2023」を特徴づける。

ライフスタイルにアートを。「SACP 2023*」

浅見俊哉市民プロジェクト・キュレーター

ライフスタイルにアートを。「SACP 2023*」のプロジェクト写真。

日常生活のなかで、誰でもアートに参加する習慣を生み出す「アーツセンター」を創造するプロジェクト。2019年から約120ものプログラムを実施してきた経験をいかし、創造性・リアル・対話のある場を大切にしながらワークショップ、レクチャーや展示を行う。「展覧会プログラム」は、建物が登録有形文化財に登録している料亭からアーティストが集うギャラリーまで市内8ヵ所で展開される。場所×アートとのマッチングにも注目。また、「ウィークデーアーツプログラム」では水曜・金曜・土曜に音楽やアートに触れられるプログラムを用意。プロジェクトの拠点は「氷川の杜ひろば(大宮図書館)」に設けられる「SACP BASE」。

浅見俊哉

1982年、東京都生まれ。2004年より「時間」と「記憶」をテーマに写真作品を制作。2008年、「アートスペース KAPL(コシガヤアートポイントラボ)」を設立。2009年にSMF(サイタマミューズフォーラム)運営メンバーとなり、このことが後に「SACP」を展開するきっかけに。「さいたまトリエンナーレ2016」SMF学校コーディネーター、「さいたま国際芸術祭2020」市民プロジェクト・コーディネーターをつとめる。

浅見俊哉プロフィール写真。

さいたまの文化の星をつなぐ 「アーツさいたま・きたまち」

飯島浩二市民プロジェクト・キュレーター

さいたま市に点在する「盆栽」「漫画」「人形」「鉄道」をテーマにした施設をアートでつなぐプロジェクト。アーティストの角 文平、市川 平が大宮盆栽美術館、漫画会館、岩槻人形博物館、鉄道博物館で新作を発表し、施設間の「道(コース)」も複数の作家たちが手掛ける自転車や車がアート化。芸術祭開催中は、ガイドアーティストが「ART-Chari」でコースを引率するイベントも予定。イメージは、いくつもの星を渡り歩き、さまざまな出会いを経験していく『星の王子さま』。来場者をさいたまの”文化の星”をめぐるアートの旅に誘う。

飯島浩二

1973年、神奈川県生まれ。武蔵野美術大学卒業と同時に作家活動を始める。横浜中華街に「牙狼画廊」を開設し、アメリカでは「Gallery Popkiller」のプロデュースに携わり、日米交換プログラムを展開。5年のアメリカ滞在を経て、2011年に帰国。大宮にてNPO法人コンテンポラリーアートジャパンの理事として「CAJ. Artist in Residence」「アーツさいたま・きたまちフェスタ」を手掛ける。また、プロ格闘家としても活動。総合格闘技の世界チャンピオンを輩出するなど選手育成にも携わる。

まちの創造力が浮かび上がる 「創発 in さいたま」

松永 康市民プロジェクト・キュレーター

「創発 in さいたま」は、さいたま市内で活動する画廊や美術家に声をかけ、ふだんバラバラに行われている展覧会が一堂に会するというもの。2008 年、都内で展覧会を行うさいたま県内の美術家たちに声をかけ、県内で一斉に行ったプロジェクトがその原点にある。その後、「美術と街巡り・浦和」(2016~)、「美術と街巡り事業」(2020)の継続を経て、今回のプログラムが実現した。「創発 in さいたま」では市内14ヵ所の画廊や公共施設等で展覧会が行われる。

松永 康

1957年、埼玉県生まれ。アート・コーディネーター。武蔵野美術大学卒業後、埼玉県立近代美術館学芸員、国際芸術センター青森総括主任学芸員、横浜美術短期大学(現・横浜美術大学)非常勤講師を経て、現在、NPO 法人コンテンポラリーアートジャパン理事、武蔵野美術大学非常勤講師。「さいたま美術家展<創発>プロジェクト」(2008)、「美術と街巡り・浦和」(2016)、「美術と街巡り事業」(2020)を展開。

公募プログラム

市民参加型の国際芸術祭として、市内で展開される文化芸術活動と実行委員会が芸術祭をともにつくりあげるためのプログラム。対象事業は公募にて61件の応募があり、審査会で審議の結果、7件を選出。

市民サポーター

さいたま国際芸術祭市民サポーターは、2016年の第1回開催から継続的に活動している。芸術祭を契機に出会った多様な人々が、芸術祭を支援しともにつくりあげる。月例で行う情報交換・交流の場のサポーターミーティングをはじめ、アーティストへの協力、市内文化芸術に関する調査などの自主的な活動を通じて、自由な発想でコミュティを拡大・継続させる。