芸術祭のテーマを象徴する映画作品。世界各地の生活や社会に根ざした日常風景と、それとは対照的な地球環境の圧倒的な光景。すぐ目の前の日常と、手出しできないような世界。映し出される存在の「公」と「個」の両義性。アーティスト個々の表現を、公共との関係の中で展開する芸術祭の中で、遠くて近い現実世界に直面するような時間。テレンス・マリックが40年のライフワークを集大成した作品が、再びわたしたちがここにいる意味を問う。


あらすじ

爆発によって宇宙が誕生し、惑星が変化を遂げていく中で命が宿り、育まれてきた。自然科学からみたその年代記を映像で辿りながら、過去―現在―未来への生命の歩みの本質を探る。

この世界へ観客をいざなうのは、ケイト・ブランシェットによる"語り"。

さらに視覚効果アーティストチームと、科学アドバイザーチームとのコラボレーションにより、地球上と天空の自然現象、またマクロとミクロの世界が、これまでにない多様な方法で表現され、未踏の映画体験を演出する。


作品情報

『ボヤージュ・オブ・タイム』

監督:テレンス・マリック

2016年/フランス・ドイツ・アメリカ

90分/英語/日本語字幕

配給:ギャガ


上映日時

10月14日(土)13:00〜

10月20日(金)13:00〜

11月17日(金)13:00〜

11月19日(日)16:10〜


メイン会場受付にて上映当日の10:00より、その日の全上映作品の入場整理券を配布します。

入場は整理券番号順(自由席)です。

・各回完全入替制

・開場時間:上映30分前

・本作品を鑑賞するためには、メイン会場入場チケット(1DAYチケット・フリーパス)が必要です。

・本編上映開始前に短編作品『OUR CINEMAS』(小田 香監督/3分48秒)を上映します。

・本作品はメイン会場大ホール内での上映となります。映画を鑑賞される方以外にも、展示作品鑑賞のために会場内を通行される来場者もいらっしゃいますので、予めご了承ください。